外国生活で圧倒的に足りないもの。それは日本の桜である。このように言い切ってしまっても誰も異論を唱えないのではないでしょうか。ミラノにも桜のようなアーモンドの木はあって、春が来るとそれは美しく咲くのですが小ぶりの一本だけということが多く、日本の桜とは違います。
そして2026年4月。私はイタリア生活19年目にして初めて、春の時期に日本に一時帰国しました。
この目で日本の桜が見れるんだと思うと胸が高鳴りました。これほど桜の開花予想が気になったのは人生で初めてです。
日本に到着したその日は雨でしたが、桜は見事に咲いていました。
イタリアの桜(のようなアーモンドの木)と何が違うかというと、ずばり枝っぷりですね。日本の桜は大きくてそして横に広くて雄大で自由な感じがしました。
20年弱、日本の桜を見ていなかった私。色々な気持ちが胸に去来しました。いいな。やっぱり桜はいいな。一年のうちたった10日ほどしか花をつけないんですよね。そのためにひたすら待つ。
短い日本滞在でしたが、できればまた日本の桜を見たいものです。
山根
