映画を見る

本当は大好きなんだけど、なぜか取り掛かるのに軽く気合がいるものってありませんか? 私だけ?
私は、服を買うこと、ロード自転車に乗ること、映画を見ることの3つ。
どれも好きでこれまでの人生で何度も何度もやっているんですが、なんだか心理的に面倒だと思ってしまうんです。

服を買うのはまあいいとして、ロード自転車に乗って3分くらいすると「なんて最高なんだ。ずっと乗っていよう」って思うし、映画も見はじめるとその世界に入って「いやー本当に映画っていいものですね」となる。それなのに最初に頑張らないといけないのはどうしてなんでしょうね。もっと習慣化する必要があるのかもしれません。

で、映画の話。最近「釣りバカ日誌」を1から順番に見ています。もうDVDとかブルーレイとかは必要なくってダウンロードしさえすればいいので滅法便利ですよね。うちにプロジェクターがあるので映画館に行かずともそこそこ大画面で楽しめます。外国にいながら松竹の映画を見てしまうというのも密かな特別感(笑)を高めます。

釣りバカ日誌は基本的に魚釣りのお話ですからおいしそうな魚料理の場面が出てくる。イタリアでは到底食べることができないようなお魚の料理。それをうわーとか思いながら、言いながら、見るのがオツなのですね。

うちの奥さんは映画というものにほとんど関心を示さないのですが、なぜかこのシリーズは面白いようで、「ね、今日は釣りバカ見ないの?」と聞いてくれるので、おかげでテンポよく見ています。釣りバカ日誌は20作ほどあるので、まだ当分は楽しめそうです。あ、遊んでいるんじゃなくって、美しい日本語の勉強ですよ。ハマちゃーん!

(山根 力)