「ジムにて」

都会生活は運動不足をもたらす。 聖徳太子が言ったとか言わないとか。

それで私は「レオナルド(ダビンチ)」というベタな名称のジムに週に2回ほど通っているのですが、その名に恥じることのない歴史のあるジムのようで古い器具や機械が揃っていて結構気に入っています。

あくまで印象ですがミラノではジムに通っている人が多く、レオナルドも夕方から夜にかけては激しく混むので私はその時間帯を避けて通うようにしています。

このレオナルドにはたくさんのパーソナルトレーナーが居ます。彼らはどうやら雇われているのではなくてフリーランスとしてジムの中に入って個人的に仕事をしているようなのです。私もパーソナルトレーナーとして、ピエトロ君に色々と教えてもらって筋トレメニューを定期的に組んでもらっています。おかげで肩こりが全く無くなってメチャ調子がいいです。

昨日、一通りのエクササイズが終わったから、本当にテキトーにダンベルを持ち上げるエクササイズをしてみました。すると出会ったことのないトレーナーの若い人がひょっこり近づいてきて、「ちょっといいですか?」と言うから「もちろん」と答えたら、「今やってるこの動き、誰に教えてもらったの?」と言われました。

「じ、実は適当にやってまして…」とモゴモゴ言ったら、とても親切に気を遣ってくれて「もし良かったらアドバイスしてもいい?」と言うから「ぜひお願いします!」と即座にレクチャーを頼みました。

「ビオメカニカメンテ(生体力学的に)、こういう風な角度で初めて、このような動きをして、このようにフィニッシュするといいんだ。そうすると、君がやっていたのに加えてもう一つの筋肉も同時に鍛えられるのさ」とお手本を見せてくれて、私は感動しました。しかも「いや、さっきのやり方を貫きたかったらそれでももちろん良いんですけどね」と腰が低い態度で話してくれたので親切でした。教えてもらえてありがたかったです。適当にやっていたのがバレバレだったというのと、よくわかっている人に教えてもらうのが一番だということです。

そろそろレオナルドの年間パスが終わるので更新しようと思ってますよ!

山根 力