家緑地化計画

みなさんこんにちは! ミラノは春まっさかり。新緑が美しい季節です。

コロナウイルスの問題が始まってから家にいる時間がずいぶんと増えましたよね。そこで家の中に観葉植物を置いてみることにしました。以前は思いつきレベルで花を買ってきて飾ってみたりプランターに花や植物を植えたりして、それなりに植物のある生活は送ってきたつもりだったのですが、家の中に植物をどーんと配置するのは新たな試みです。

善は急げ、さっそく近所のガーデン屋さんに行ってあーだこーだと考えた挙げ句、幾つかの種類のプラントを購入しました。もちろんプランターカバーもしっかり選びましたよ。

ヨイショっと車で持って帰って家に飾ってみたところ。イイですね!! 家の中に緑があるのってこんなに爽やかなことだったのですね。美しい。かわいい。けなげ。大げさに言えば家の中に緑が少なかった今までの人生を少し損してきたのではないかと思ってしまうほどです。あながち冗談ではないです。

それだけではないんです。私の頭の中の気になることに「観葉植物」が入った途端、いままで全然気にもしなかった植物が見えるようになったのです。例えば映画やテレビを見ていて部屋の中に植物が飾られているシーンがあると、自然とそこに目が行ってしまいます。「ほう、こんなサイズか」「こんな風に飾ってあるぞ」「珍しい種類だ」などなど。街の色々なお店の中に植物がさりげなく配置してあるのも敏感に察知するようになりました。

これまで全く見えていなかったものが認知されるようになる。これこそ開眼というやつではないでしょうか! まさに目が開かれた思いです。ずっとそこにあったのに気づいていなかったものって沢山あるんでしょうね。

次は何に開眼しちゃおうかなとニヤついていたら、昨夜から目が少し見えにくくなってきたことに気づきました。開眼どころじゃない老眼かしら!

(山根 力)