1週間ほど前に、そういえば趣味は何ですか? と質問されて困ってしまいました。
例えばコーヒー。以前のブログにも書いたように私は教えてもらって自分で生豆を焙煎しているのですが、かといって「美味な一杯を探し求めて」という気持ちは全く無いのですね。あえていうなら新鮮なものを口にするのを心地よく感じるという程度。実は味もそんなによくわかっていないし…汗。一方、コーヒーにきちんとしたこだわりを持っている方っておられますよね。あ、もちろん悪い意味ではないですよ。そう考えるとコーヒーは私にとって趣味には該当しないんです。
それからワイン。これまた奥深い世界。飲むのは嫌いじゃないのですが、恥ずかしながら品種もよくわかっていないのです。(一体何年イタリアに住んでいるのでしょう。)このレベルですから私にとって趣味だなんて言えないですよね。
私は一つのことに深く没頭するよりは色々なことを浅くかじる方が好きなのですが、なんだか趣味が無いように思えてきまして。
趣味とはそもそもなんぞや。辞書をひいてみました。
しゅみ 【趣味】
①専門としてではなく,楽しみにすること。余技。ホビー。
ははーん。「楽しみにすること」…この定義は良いですね!
このアプローチで行けば、ロード自転車に乗ることはどうだ。これは私の生活の一部になってしまっていて没頭してはいないのですが、天気が良ければ乗りに行きたいなとボンヤリ思うので、私の趣味と言い切ってしまっても誰も文句は言わないでしょう! よし、私の趣味はこれに決まりです。
パンデミックで一人で時間を過ごすことが随分と多くなって頭でっかちになってしまっているのでしょう、趣味が何かで悩むなんて。もう少し気軽に考えるようにします。では自転車に乗ってきます!
(山根 力)